ジャン・プルーヴェ展に行ってきた。
1月まで鎌倉近代美術館でやっていた展示が気になっていたんだけど結局行けず、今回D-秋葉原テンポラリーという廃校になった中学校で開催されているということで、面白そうなのでさっそく行くことに。
ジャン・プルーヴェはコルビジェと同時代の建設家(というのも建築家、デザイナー、企業家、エンジニア、なんでもやっちゃうすごい人なので)。モダニズムの建築というとコルビジェのほうが圧倒的に有名だけど、ジャン・プルーヴェが現代建築家に与えた影響は大きく、作品は今見てもモダーン。
経済的、工業的な量産システムを進めつつも、クラフト精神にこだわりをもっていたらしい。なので作品は鉄を使ったものが多く、合理性、機能性を追求した形は、ちょっとゴリッとした男っぽいかんじもあるけど、滑らかな天板の屋根やスタンダード・チェアの足のポテッとした丸みなど、どこかぬくもりもかんじる。それは彼の人柄が出ているのかな?組み立て式のアルミニウムパビリオンは、場所を変えて何回も建替え直されていて、伊勢神宮みたいだなと思った。日本建築との共通点もありそう。
この展示では実物の小屋や、オリジナルの家具、シェル形式(屋根と壁が一緒になってる建物)の一部など、専門の人には嬉しい展示だと思う。けど人入ってなかったなー、もったいない。
そして気になっていたD-秋葉原テンポラリーはほんと、まんま中学校でした。まだまだこれから活動がはじまるかんじです。
そして何よりアキバ!すごいよ、ほんと。はじめて行ったわけじゃないけど、前にもまして異様な雰囲気だった。はじめ会場がわからなくて道に迷ったんだけど、歩いてる人に道聞けなくてね…ありゃ困った。外人と片掛けショルダーバックの人ばっかで。。
私のアキバ道は前髪だけにとどめておこう…
最近のコメント