今日はCET05のイベント『都心でファーマーズマーケット』を聞きに大手町カフェに行ってきた。
大手町カフェはバイオマスエネルギーを使った、コミュニティーを広げる活動の場であり、シティーファーミングの実験の場としてつくられた新しいカフェ。
そこのプロデューサーである赤池学氏をはじめ、都市プランナーの三原久徳氏やスローフードジャパンの吉開俊也氏など、職柄の違う顔ぶれで、東京都心に市場をつくりたい!というテーマのトークセッションだった。
得に食や、農業に興味があったわけでもないけど、聴いてみるとおもしろいアイディアがたくさんあった。例えばつくばExpressに茨城の野菜をつんで、秋葉原で市場をやるとか。まだ具体的な計画は進んでいないようだけど、市場をやる目的として食を通じて、過疎化している田舎と神田などの東東京を結び、活性化させ、ポジティブにおいしいものを選んで食べられるようなシステムをつくることを目的としているみたいだった。そこにはスローフ−ドとかロハス的な考えも少なからずあるんだろうけど、人と人とのコミュニケーションを図る場の提案であることが強い。そこで、テクノロジーやサイエンスの裏付けで都心で野菜づくりという地産地消という提案もでていて、ホントにこうなったら東京のライフスタイルががらっと変わるようなお話だった。なんせ東京は自給率1%らしいので。
でもまだイベント的な企画であることも否めなく、これを定着させるには、今ある農業のシステムから新たな都心市場の流通やらのシステムを構築しなくてはというかなり大きなプロジェクトであると思った。時代ですな〜。
とりあえず大手町カフェはとてもオシャなとこでした。
きれいな丸の内OLの方とも知り合いになれ、去年に引きつづきCETでは色々刺激を受けそうです。
CET05は10日までやるそうです。
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