今日たまたま図書館で柳宗玄の『かたちとの対話』という本を借りて、いつものコースをぶらぶらしていたら美術館で『柳宗悦の民藝と巨匠たち展』がやっていたので「こりゃ今日は柳ファミリーデイだな」てな具合に、閉館45分前という微妙な時間だったのだけども見てきました。
展示の流れとしては、西洋美術を紹介していた『白樺』のころから、李朝工芸、木喰仏、民芸調査と日本民藝館の設立まで。それから民藝運動を推進してきたお仲間のバーナード・リーチ、河井寛次郎、濱田庄司や、芹沢けい介、棟方志功などの巨匠たちの作品が各数点。
中でも日本各地の雑器はいろんな種類があって、日用品なのに斬新さと深みのハーモニーに心惹かれ隊。これらにデザインなんて言葉は似合いますまい。
民藝の特質は
・用途を誠実に考えた健全なもの
・質への吟味
・無理のない手法
・親切な仕事
と宗悦は規定している。作品ではなく日用品だからこそ見い出された美っていうのがいい。どれも温かみが感じられる。手仕事による温もりというか、それ以上に用に対する誠実さ。展示を見ていて用・神・美を思い出さないわけがない。うん。
と偉そうなこといってますが、展示の半分も見ないうちにさよならの音楽が流れてきて、じっくり見れなかった…
柳宗悦は宗教とか哲学とか、美術だけの切り口ではわからなそう。けどちょっと民藝運動とか気になってきた、今さらながら。
日本民藝館にも行ってみようかな、国井さんにも会えるし。
やぁやぁやぁ。
誰がやってるblogなのかわからないょー。
え、ゆかりさん、いるの?
投稿情報: shiro | 2005-04-15 01:55 午前
ヤァヤァヤァ。
え、やっぱわかんなきゃダメ?
そだよ、国井さんいるよ。
投稿情報: n子 | 2005-04-15 11:56 午後