とさのかぜが届いた。
先日 、松屋でやっていた梅原真さんの展示でじっくり読めなかったので高知から送ってもらった。
何やら、今回の号で廃刊の予定だったらしいけど、「とさのかぜやめないでー!!」という熱い声が届き、めでたく続刊となったらしい。4ページ分いっぱいいに書かれている読者の「やめないでー!」メールを読んでちょっと感動してしまった。素敵だねぇ、人々に愛されてる本って。ほんととてもいい季刊誌。高地が好きになるよ、こりゃ。
行政でつくってるものとは思えません。だってタダだよ。県の予算がこういうものに使われるのはいいことだ。うん。(とても他人事とは思えないので...)橋本さんイイネ!
とさのかぜは「見えない文化が見える本」というコンセプトで毎回違うテーマを設け作られている。テーマに沿って高地の文化を紹介しているので、かなりツウなガイドブックにもなる。主役は県民一人ひとり。やっぱ一番の情報資源は人だと改めて思わされる。 今回は「笑の号」。のっけからいい笑顔飛ばしてます。土佐人の笑いの本質は、艶笑(その土地の生活のさまざまな習慣で、その中から生まれた笑いのこと)。「どん詰まったら笑うしかない」まことに。
とさのかぜの編集長である梅原真さんは高地在住のグラフィックデザイナー。梅原さんの仕事は人柄が出ていると言うか、どれも正直。以前ちょっとだけ講義を聞いて、自分の手掛けたパッケージ(サザエカレーだったかな?食品系)について、「これうまそうに見えるやろー、ははー」と笑い飛ばすステキングなおじさまだった。というか、アルネに載った時の赤いセーターが素敵すぎですぞね。
高知県文化ホームページもどうぞ。
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