先日初めてkneehigh mediaがやってる本屋さんbook 246に行った時、おしゃれな店内にわくわくしていたのもつかの間、この写真集と眼があってしまった。待っていた友が来て店を出るまで、この一冊だけずっと眺めていた。すでにやられてる。
それから欲しいな欲しいなと思いつつタイミングを逃し、やっとこの前手に入れてからというもの毎日寝る前眺めてる。
なんかすごい不思議な距離から撮っている写真(望遠とか使ってるのかな?)。めったにこんな角度からは見れないだろというような都市の顔。なんか見慣れているような気はしているんだけど、、頭の中のイメージかしら。
写真の切り取り方が平面的だけど、ハッとするほど細かいところまできりっと写し出されているからすごくリアルでもある。この3ヶ月での劇的な視力低下に拍車を駆ける細かさ。そんな2次元と3次元を彷徨うかんじが面白い。
松江泰治さんのことは全然存じ上げなかったんですが、このフェティッシュな写真からしてどんな人か想像がつくかんじですな。
あー、なんかいいなぁ。
ちなみにcc gazetteerとはcc=シティー・コード、gazetteer=地名事典ということらしい。ノンブルみたいな作品名はTYO=TOKYOとかPAR=PARISとかの都市名になっている。洒落乙!
この人この前のやつで木村伊兵衛賞もらってるでしょ。
この写真全部正午の晴れの日に撮ってるんだよね。
だからこんなにのっぺりしてる。
手法は戸田正寿の「HEIAN」と一緒だけど、
作為的じゃないよね写真家の方が。
投稿情報: shiro | 2005-06-22 08:49 午後
そーみたいね、乾いた地面ばっか撮ってるやつで賞もらったらしいよ。
これ空撮なの?それとも超望遠??
いや、ほんと網膜の快楽主義ってやつですな。
投稿情報: naoko | 2005-06-23 12:42 午前