理想の詩11・12月号が届いた。
これは理想科学が2ヶ月に1度出している社内誌で、一般の人もタダで購読できる。
それで今は「コミュニケーションの本質」をテーマに特集している。
今回のテーマは『書く』。
そういえば最近、自分で文章を書くなんてこと全然していない。
このブログなんて書く内に入らないし。(ここも怠っていたし…)
実を言えば書くことは大の苦手。作文とか小論文とか大嫌いだった。いや今も。
さっそく読んでみるとのっけから『書くとことは考えること。』と書いてある。
全くその通り…。毎日何も考えてないだろおまえ!と言われたようでドキッとした。
ホント、何を考えて、何を感じて毎日を過ごしているのかなんて、書いてみなければ自分でさえわからない。とうか見過ごしてしまう。自分の考えなんてうっかりすればすぐに無くなってしまう。
書くと言うことは考えること…。。
それから今日の朝、たまたま友の書いた小説を電車の中で読んでいて、「うわ、いつもはあんなバカなことばっか言ってるのに、こんな文章書けるんだ、すごい…」とかなり焦った。私なんか簡単な文を書くにもちょろちょろ辞書を引いてしまうのに、そんな歳も変わらない人が、難しい言葉を巧みに並べて物語を書いてしまうなんて…!今度会う時ちょっと構えてまうじゃないか。。
書くかぁ。大学の時に無駄にたくさんレポート書かされたと思っていたけど、頭の筋トレだったんですなぁ。そのおかげで今よりかは頭が働いていたような気がする。仕事に追われている社会人より、考える時間がたくさんある学生のほうがまともに思えるのは頭の運動量に関係しているのだな。
あぁ頭の筋肉までダルダルになるとはこれいかに。。
2年前にこんな展示がやっていたなんて知りませんでした。わたしの同潤会アパート展。
そういやちょうど2年前にやってた安藤忠雄の展示に行った時、あの内側ががっぽり空いてて、もあーっと屋上緑地になってる新しい青山同潤会アパート完成模型を見て複雑な気持ちになったを覚えている。あぁどーしても建てなおすんかい…。だー仕方がないことは世の中に山ほどあるものなのです。ま、あれも今年中に完成するのかな?そしたらまんまと見に行くことでしょう。
けどやっぱ古いアパートのほうがおしゃれだね〜。みっちゃん世代(只今80代)は憧れの住まいだったらしい。鉄筋がまだめずらしかったこともアルと思うけど、やっぱかっこいいもんね。
前読んだ同潤会アパート生活史って本には、住人の間で作っていたアパート新聞たる回覧?広報紙?みたいなのが複写してあって、アパート内のコミュニティーが充実していたことがよくわかりやす。今と違ってでっかい同居みたいなかんじだったのかな。もう一度下村先生の授業が聴きたいですぜ。
あぁこんなかんじの手ごろないい物件ないもんですかねぇ…ゼ イ タ ク ☆
というわけで、散歩がてら残っている同潤会アパート&イイ物件探索ツアーなんてやりたいと思っています。
そしてえんぴつチャン、いつもわたくしの心をがっちと掴む本をありがとう。
今日はいい話ができやしたね、フッフー♪
X-Knowledge HOMEからまた新しいのが出ました。特別編集no.5『昭和住宅メモリー』。
ひゃっほーーい、いい特集くむねぇ!気になる項目多し。
わたくしもこの家に越してはや5年。それまではずっとマンション住まいだったので、そこからいきなり築40年の家に住むってのは自分的にかなり大きな変化だったわけです。この家の影響はかなりでかい。ま、なんにせよ住宅ってのに惹かれる。ひとんちも大好き。マイ家ほしーーー!
中はまだちょっとしか読んでないんだけど、日本のモダニズムを知るにはやっぱライトの勉強はしておかなくてはと思う。てか日本のモダニズムって何よ?現代風って何よ?和洋折衷??
それからちょっと話は飛びますが、先日知り合いが「あたしガラスの家に住みたいねん、キラキラしたもの大好きやねん」なんて言ってた。げげ、ガラスの家って、なんて落ち着かない家なんだーー!考えるだけで恥ずかしくなる。もし実際ガラスの家に住むことになったら絶対に気が狂う。あたしには堪えられん!家っていうのは物理的に有るだけのもんじゃなしに、夜寝て、朝起きた時に同じ場所に自分がいた、自分が続いていたという証拠になってくれるいわば、自己確認装置。家に記憶はある!とまぁ、家に記憶はあるか?というテキストを読んで自称年中自分探しヤローがふと思ったことでした。
いやーそれにしてもやっぱわたくしHOME好きッス。
文章少なくてよみやすいし、建築!っていうより雰囲気で出来てるかんじがいいじゃない。
けどカバーなしのほうがよかったな〜。あと2400円って、あんた!高すぎやしないかい?
一番最初は400円だったんだよ!信じられん。一読者の声として。
先日初めてkneehigh mediaがやってる本屋さんbook 246に行った時、おしゃれな店内にわくわくしていたのもつかの間、この写真集と眼があってしまった。待っていた友が来て店を出るまで、この一冊だけずっと眺めていた。すでにやられてる。
それから欲しいな欲しいなと思いつつタイミングを逃し、やっとこの前手に入れてからというもの毎日寝る前眺めてる。
なんかすごい不思議な距離から撮っている写真(望遠とか使ってるのかな?)。めったにこんな角度からは見れないだろというような都市の顔。なんか見慣れているような気はしているんだけど、、頭の中のイメージかしら。
写真の切り取り方が平面的だけど、ハッとするほど細かいところまできりっと写し出されているからすごくリアルでもある。この3ヶ月での劇的な視力低下に拍車を駆ける細かさ。そんな2次元と3次元を彷徨うかんじが面白い。
松江泰治さんのことは全然存じ上げなかったんですが、このフェティッシュな写真からしてどんな人か想像がつくかんじですな。
あー、なんかいいなぁ。
ちなみにcc gazetteerとはcc=シティー・コード、gazetteer=地名事典ということらしい。ノンブルみたいな作品名はTYO=TOKYOとかPAR=PARISとかの都市名になっている。洒落乙!
あーまた出ました、さくらももこのボンバーコミックス。シュールリアリズミックス。
あ−バカ、もー笑えないような笑い満載。
すれすれを突いてきます。
あれは私が小5のときでしょうか、『神のちから』を手にして衝撃を受けたのは。なんだこのマンガっ…!とちょっといけない本を読んじゃったみたいな。
ほんとくだらないのに、あの仕様の凝り具合は異常。さすがコズフィッシュ祖父江慎。
よく見ると漢字、ひらがな、数字の書体が違うし、中も特色を使っているような色合い。なのにこの手作り感。ダサさ加減といい、ひとりよがり感といい、計算高い。いやはや。
バカを本気でやる大人がいてわたくし誠に嬉しいです。
加字山さんの諺コーナーがツボ。
川俣正、村田真/著 ジュリエット カーペンター /翻訳
何やら素敵な絵本だなとぱらっと見ていたら、なんか見覚えがあり、なんだっけ?って考えてみたら、約半年前に読んだ本のなかで、この川俣正さん作品のことを読んだことを思い出した。その時とても共感して、ドつぼにはまったんだった、私のSS。。イイワケだけどね、ひょえーい。
その本を読んでいなかったらもっとサクサクやれたかもなぁと…はは、後の祭り、ひょえーい。
川俣さんは現代美術家らしく、作品はなんかアートっていうより日常の出来事的なもの、こと?を作っている人だなぁという印象で、そういうのって分かりにくいから難しいなと思っていたんだけど、この「橋をあるいていく」はとてもシンプルで、明るいメッセージを感じるいい本だった。かっこいいし。
そろそろ避けていた京島にも行ってみようかな…なんて思ったり思わなかったりしてる今日このゴロー。
とさのかぜが届いた。
先日 、松屋でやっていた梅原真さんの展示でじっくり読めなかったので高知から送ってもらった。
何やら、今回の号で廃刊の予定だったらしいけど、「とさのかぜやめないでー!!」という熱い声が届き、めでたく続刊となったらしい。4ページ分いっぱいいに書かれている読者の「やめないでー!」メールを読んでちょっと感動してしまった。素敵だねぇ、人々に愛されてる本って。ほんととてもいい季刊誌。高地が好きになるよ、こりゃ。
行政でつくってるものとは思えません。だってタダだよ。県の予算がこういうものに使われるのはいいことだ。うん。(とても他人事とは思えないので...)橋本さんイイネ!
とさのかぜは「見えない文化が見える本」というコンセプトで毎回違うテーマを設け作られている。テーマに沿って高地の文化を紹介しているので、かなりツウなガイドブックにもなる。主役は県民一人ひとり。やっぱ一番の情報資源は人だと改めて思わされる。 今回は「笑の号」。のっけからいい笑顔飛ばしてます。土佐人の笑いの本質は、艶笑(その土地の生活のさまざまな習慣で、その中から生まれた笑いのこと)。「どん詰まったら笑うしかない」まことに。
とさのかぜの編集長である梅原真さんは高地在住のグラフィックデザイナー。梅原さんの仕事は人柄が出ていると言うか、どれも正直。以前ちょっとだけ講義を聞いて、自分の手掛けたパッケージ(サザエカレーだったかな?食品系)について、「これうまそうに見えるやろー、ははー」と笑い飛ばすステキングなおじさまだった。というか、アルネに載った時の赤いセーターが素敵すぎですぞね。
高知県文化ホームページもどうぞ。
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